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サイド

サイドとは、SF作品『機動戦士ガンダム』シリーズで用いられる宇宙での一部の地名の接頭語で、後ろに番号を付ける事でスペースコロニーの集合体を指している。各サイドは、地球と月のラグランジェポイントを巡る軌道に設置されている。 また、個々のスペースコロニーは「サイド7・2バンチ」の様にバンチを付けられて表わされるが、「グリプス」や「リボー」、「アメリア」等、固有名を持つコロニーもある。 ちなみに、宇宙においての生活拠点はコロニーや月以外にも、独自の軌道を取るコロニーや宇宙要塞等が存在している。

サイド1(ザーン)

1バンチはシャングリラと呼ばれる。『機動戦士ガンダムΖΖ』の序盤、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の序盤にて舞台となった。

サイド2(ハッチ)

『機動戦士Vガンダム』にて、ザンスカール帝国の発祥の地となった。

サイド3(ムンゾ)

『機動戦士ガンダム』にて、ジオン公国の発祥の地となった。地球連邦政府に独立のための戦争を仕掛けたジオン公国の本土であるサイド。サイド全体の愛称はムンゾ。地球からは最も遠い、月の裏側に存在するL2を巡る軌道に存在する。

ジオン・ズム・ダイクンによってサイド3にジオン公国が成立させられた後、サイドに存在する開放型コロニーを密閉型コロニーに改造し、工業生産能力と人口の収容能力等を他のサイドよりも増強させられている。また、ジオンの本国としてズムシティが置かれ、一年戦争初期ではア・バオア・クー、ソロモン、月のグラナダを本国に対する防衛拠点、それらを結んだ線を防衛ラインとして成立させ、万全の体制をとる。

一年戦争末期、ソロモンが地球連邦軍に攻略された後には、第3バンチコロニー「マハル」をソーラ・レイへ改造するために住民を強制疎開させるなど、戦争の旗色が悪くなり一般住民に直接影響が及ぶ場面もアニメで描かれている。最終的にア・バオア・クーをも陥落させられ、防衛拠点のうち2つが攻め落とされた時点でジオン共和国は連邦政府と終戦協定を結ぶ。 これによりジオン本国への直接攻撃は辛くも回避され、(他のサイドのほとんどをジオン公国が徹底的に破壊した事により)皮肉にも最も工業生産能力を温存していたサイドとして、終戦後はコロニー再建計画等に関わることとなる。

サイド4(ムーア、フロンティアサイド)

一年戦争緒戦で全滅の被害を被り、その後長らく放置されていたが、宇宙世紀0110年代から再建計画が実行され、名前もフロンティアサイドと変えられた。『機動戦士ガンダムF91』の舞台となった。

サイド5(ルウム)

一年戦争緒戦に大艦隊戦が行われ、ほとんどのコロニーが壊滅した。 U.C.0079ジオン公国のブリティッシュ作戦が失敗に終わった後、再度ジャブローにコロニーを落とすべく、コロニー奪取のために進撃したジオン公国軍と地球連邦軍との激しい戦闘の有った場所。 この戦いは後にルウム戦役と呼ばれる。

サイド6(リーア)

一年戦争序盤に中立宣言を行ったサイドで、いくつかの作品に登場している。 一年戦争初期の宇宙世紀0079年1月11日に中立を宣言し、ジオン公国、地球連邦どちらの戦争行為にも加担しない事を両軍に伝えた。それ以降、戦争には(表向き)巻き込まれていない。

ちなみに中立を宣言できたのは、サイド単独での自給自足のために必要な経済基盤の整備が整ったからだが、先にジオン公国との密約を交わし攻撃を受けないようにしていたと言う説もある。その後はジオン寄りの態度だったが、戦局の変化に伴い連邦寄りへと態度を変化させ、一年戦争終盤では極秘に連邦軍の実験施設まで作られている。

アニメ『機動戦士ガンダム』作中の第33話『コンスコン強襲』、第34話『宿命の出会い』にて、ホワイトベースが立ち寄ったのがここサイド6である。中立サイドであるが故の戦闘のタイミングや、様々な人との出会いによって、作中では重要なターニングポイントの舞台となっている。

サイド7(ノア)

まだ未完成だったが居住が始まっていたコロニー1基が『機動戦士ガンダム』の物語の開始地点となった。また、『機動戦士Ζガンダム』においても物語の始まりの場所となっている。 連邦軍所属の宇宙基地ルナツーと同じ、L3を巡る軌道に存在している。最も新しく建設が着手されたサイドで、一年戦争開戦時でもコロニーは未完成の1基のみしか存在していなかった。

一年戦争当時、宇宙空間は緒戦の1週間戦争でほぼジオンの制圧下にあり、唯一ルナツーの守備範囲内であったここにV作戦により開発されるモビルスーツの性能試験等を行う施設が極秘に建造される。そして、宇宙世紀0079年9月18日にホワイトベースがモビルスーツの受領のため入港した時、史上初めてのモビルスーツ同士の戦いがコロニー内で展開される。その時コロニーシリンダーに被った甚大なダメージにより、住民の生存者はホワイトベースに避難。コロニーは放棄されることとなる。

サイド8(ガイア)

アニメ映画『G-SAVIOUR』にて、作品後半の舞台となったサイド。


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